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2016年09月20日

小学英語の問題点

 2020年度に英語が小学校高学年で正式教科になります。
 この制度は大変問題が多く、批判が噴出しています。

 教員もあきれる、文科省による小学校への英語導入プラン

 この記事によれば、英語の授業は年間35時間と、かなりの枠です。
 ところが、その分他の教科の時間が減らされるのかというと、そんなことはないのです。ではどうやってこれだけの授業時間を確保するのかというと、結局「各校で工夫しろ」としか言っていません。
 昭和時代のワンマン社長じゃあるまいし、これが文科省の言うことかと呆れるほかありません。

 このまま小学英語が実施されれば、教師の負担は増し、不充分な指導で生徒の苦しみも増し、誰一人得をしない日本教育史上の汚点のひとつとして歴史に刻まれることでしょう。
posted by てらこや西谷 at 16:00| Comment(0) | [塾]日記