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2018年02月27日

パソコンを使えない大学生・新入社員

 最近、大学生がパソコンを扱えず就職活動に支障をきたしている、あるいはキーボードに触れたことすら殆どない新入社員が少なくないという話を耳にします。
 大学入学と同時に全生徒が自分用にパソコンを購入するのも当たり前の昨今ですが、学部や学課によってはそうでない場合もあるのでしょう。

 多くの職種ではパソコンが扱えなければ仕事になりません。会社としてはある程度使える人を採用したいところでしょう。
 だからといって、大学を職業訓練校のように位置付けることには私は反対です。一見役に立たなさそうな知識や教養こそが、人間には極めて重要だと思うからです。
 とはいえパソコンのスキルは、言わば「読み書きそろばん」の類。複雑なものでもなければ、習得に膨大な時間を要するわけでもありません。文字入力、ワープロ、表計算、ファイル管理といった一通りの技能の習得に要する労力は、たとえば自動車教習とは比べ物にならないくらい小さなものです。社会人生活を円滑に送るためには、少しばかり投資しておく価値はあるのではないでしょうか。

 以前、当パソコン教室では学生さんや新社会人向けのコースも打ち出していたことがあります。それを復活させることも検討中です。
posted by てらこや西谷 at 12:44| Comment(0) | [パ]日記