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2024年06月03日

ツバメの巣:孵化間近

 さて教室の入口そばにできたツバメの巣。
 目下抱卵中で、早ければ今週半ば、遅くとも週明けには孵る見込みです。
 昨年は知らない間に孵っていましたが、こうして一部始終を追っているとハラハラし通しです。
 まず、卵を温め始めて恐らく2日目の晩、駐輪場での物音に驚いた親鳥が暗い中を飛び立ってしまい、その晩は戻って来ませんでした。(照明がついていればそれを頼りに戻れるのですが、その時は暗闇でどうしようもなかったようです。)
 更に翌週には、やはり物音に驚いて親鳥が飛び立った拍子に卵が1つ巣から飛び出るというアクシデント。しかし九死に一生、卵は巣の縁に乗りました。この日私は自宅におり、ライブモニタで卵を目にした時は肝を冷やしました。
(クリックで拡大)
swallow240529.jpg
 慌てて現場に駆け付け、軍手を付けた指で突っついて卵を巣の中に落としました。どうか割れませんように……。

 その後巣の中をスマートホンで撮影したところ、どの卵も割れてはいませんでした。しかし健在かどうかはわかりません。殻が無事なら中身も無事とは思うものの。

 抱卵中の親鳥は、日中は階段の足音や入口ドアの開閉音が響くと巣を離れ、人の姿がなくなるとすぐに戻ります。しかし日没後は物音や人の姿に警戒するそぶりは見せるものの、巣の中でじっとしています。2メートルほど離れた所でフラッシュを焚いても動きません。
 しかし大きな音を立てると飛び立ってしまいます。駐輪場に響く自転車スタンドの上げ下げの音にはかなり動揺を見せます。

 ところが抱卵11日目になると、私が教室のドアを開け、巣の下を通り過ぎても巣を離れませんでした。12日目には、私が階段を下りる音を聞いても飛び立ちませんでした。抱卵もいよいよ佳境ということでしょうか。

 この場所での鬼門は日没後。孵化まで無事でありますように。
 YouTubeてらこや西谷チャンネル


posted by てらこや西谷 at 18:22| Comment(0) | [て]日記
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