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2008年09月12日

ハードディスク取り外し:東芝Dyanbook

 当教室開校時からの受講生Uさんの12インチ型ノートパソコン。実に5年以上もの間大きなトラブルもなく快適に使えていたのが、起動しなくなってしまったとのことでお預かりしました。
 聞けば、購入以来リカバリは一度もしていないとのこと。故障でないとすれば、リカバリさえすれば復旧しますが、その場合、保存されたデータが消えてしまいます。
 起動しなくなったパソコンからデータを抜き出すには、私はパーティション管理ソフトというものをよく使います。が、今回はハードディスクの問題でそれが使えませんでした。故障かどうかはまだわかりません。
 さて次なる策は、ハードディスクの取り外し。
《苦手です》
 多くの機種、特にノートパソコンの場合、ハードディスクの外し方は説明書にも載っておらず、ユーザーがいじるのは推奨されていません。(ハードディスク交換などは「修理」の領域なのです。しかもその修理代たるや5万円くらいかかることもざら。こうなると、思い切って新品を買ってしまう方も少なくありません。)
 しかし幸運にも、今回お預かりした機種のハードディスクの取り外し手順を事細かに説明したサイトがあり、どうにか外すことができました。これが取り外し後の写真です。左下の四角い物体がハードディスクです。
dynabook.jpg
 取り外しさえできれば、データの抜き出しは簡単です。ハードディスクを別のパソコンに接続(USB変換アダプタを使います)すれば、マイコンピュータに表示されます。幸い、中のデータは壊れておらず、必要なものは無事抜き出すことができました。
 さしあたり私の仕事はここまでです。パソコンを再び組み立ててUさんに返却。まずはリカバリをしていただき、それで解決しないようならハードディスク交換ということになるでしょう。
posted by てらこや西谷 at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | [パ]パソコン解体
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