<学校がなかった時代>
人々が打製石器を使って動物を狩り、木の実や植物の根を採って暮らしていた時代を「旧石器時代」と言います。
この時代の人々は、生きることで精一杯だったにちがいありません。私の研究によれば、旧石器時代にスーパーマーケットはありません。ラーメン屋さんもどうやらなかったようです。つまり、動物を狩ったり木の実を採ったりする能力なしには生きられなかったわけです。
学校のなかった時代、生きるためのそうした技術は、親から子へ、子から孫へと受け継がれていたのでしょう。生きるための技術を学ぶこと、それが子供達にとっての「勉強」だったとも言えます。
「なぜ狩りを覚えなければいけないの?」
答えるまでもありません。
しかし、旧石器時代と今の日本人の生活は、似ても似つかぬものになっています。学校では狩りの技術は教わりません。この塾でも教えません。なぜこんなにも生活様式が変わってしまったのでしょう。なぜ変える必要があったのでしょう。
2011年06月26日
なぜ勉強しなければならないの?[8]
posted by てらこや西谷 at 16:26| Comment(0)
| [塾]なぜ勉強するの?
この記事へのコメント
コメントを書く