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2011年10月06日

なぜ勉強しなければならないの?[9]

<原始時代に生まれたかった>
 学校がなかった時代、言い換えれば国語の勉強も算数の勉強もなかった時代がありました。
 そんな時代に生まれた人々を、うらやましく思うことがあるかも知れません。
 では、たとえば原始時代の人々の生活は、今よりも「気楽」で「快適」だったのでしょうか。
 もしそうだったとしたら、人々は自分達の生活を変える必要があったでしょうか。人々が生活様式を変えて行ったのは、「もっと快適に暮らしたい」と願っていたからにちがいありません。裏を返せば、原始時代の人々は、自分達の暮らしに満足していなかったと言えるでしょう。

 人間は、どういうわけか誰もが「生きたい」と願っています。これを「生存本能」と言います。(その一方で自ら命を絶ってしまう人もいますが、話がややこしくなるので省略。)
 言うなれば、人類の共通の悩みは今も昔も「死の恐怖」です。飢え、寒さ、そして怪我、病気。原始時代、とりわけ「氷河期」と呼ばれる時代において、これらの問題は今とは比べ物にならないほど深刻だったことでしょう。
 狩りがうまく行かなければ、今日食べるものがありません。山奥で帰りの方角がわからなくなれば夜の寒さで凍死します。今なら何でもないような怪我や病気でバタバタと死んで行きます。旧石器時代(氷河期)の人々の寿命は、15〜20年程度だったとも言われています。

「生きたい。」「死にたくない。」その願いが、人の生活を変える原動力となっていたことは、疑いようがありません。
posted by てらこや西谷 at 11:18| Comment(0) | [塾]なぜ勉強するの?
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